種類豊富で愛される中華まん!その発祥や歴史に迫る

種類豊富で魅力たっぷりの中華まん!その発祥や歴史とは

日本ではおなじみの中華まん、その起源は古代中国に遡ります。こちらでは、種類豊富な中華まんを取り扱う元祖五十番神楽坂本店が、中華まんの起源や歴史を解説します。また、マントウの発祥秘話や異国の地・日本でどのように伝わりアレンジされてきたのかも紐解いていきます。

中華まんの起源

中華まんは、中国の伝統的な食べ物である「饅頭(マントウ)」に由来するといわれています。マントウとは、小麦粉を発酵させて作る蒸しパンのことです。

マントウの原型は、具材を入れずに生地のみを丸めて蒸したもので、日本で一般に「中華まん」としてイメージされる具の入ったものは、中国では包子(パオズ、バオズ)と呼ばれています。包子はマントウの基本的な生地製法に具材を加え、包む工程を経て包子が生まれたとされています。具を包んで蒸すことで異なる食感と味わいを提供し、食事としての満足感が増すため、包子は現在も中国ではポピュラーな食べ物として愛されています。

マントウの発祥秘話!中国におけるマントウの起源と発展

マントウの起源にまつわる物語

マントウの発祥秘話!中国におけるマントウの起源と発展

マントウの起源には諸説ありますが、三国時代の諸葛亮孔明の伝説が有名です。

三国時代の蜀の宰相・諸葛亮孔明が南方への遠征からの帰途、氾濫する川を渡ることが出来ずに困っていました。当時の中国には、川の神を鎮めるため人頭を川に沈めるという習慣が存在しており、孔明は自らの部下を犠牲にすることを避けるため、小麦粉の生地で作った人頭の模型に肉を詰め、川に捧げました。この行為が川の氾濫を止めたとされ、これがマントウの始まりと言われています。その後、マントウは川に捧げる代わりに祭壇で供え、次第に食されるようになり、形も小さく変わっていきました。

中国におけるマントウの発展

かつて中国では、餡や具材を包んだマントウが主流でしたが、現在は無餡が一般的です。餡や具材が入ったものは「包子(パオズ)」、塩味のものは「花卷(ホアジュン)」と呼ばれるなど、名称が細分化されてきました。

地域によっても呼び名が異なり、例えば陝西省や甘粛省では「モーモー」、新疆ウイグル自治区では具材がないものを指す言葉として使われています。一方、内モンゴル自治区では具材入りの包子を含めた総称として使われています。

形状も地域によって多様化しており、華北や東北地方では直径4cm〜15cmの半球形や蒲鉾型が一般的ですが、上海や香港では点心(軽食)として小さめのマントウが食べられています。

このように、中国全土に広がるマントウは、地域の気候風土や食文化に合わせて、呼称、形状、味付けがそれぞれ独自に発展してきたことがわかります。

マントウと包子:中国から日本へ美味しさの伝来

マントウ

鎌倉時代中期に、日本の禅僧・聖一国師(しょういちこくし)が、留学先の宋より帰国し「酒饅頭」の製法を伝えたほか、室町時代中期には、中国人の林浄因(りんじょういん)が日本人の龍山禅師とともに来日し、奈良で饅頭づくりを開始しました。当初は、小麦粉を練って丸めて蒸しあげた程度の素朴なものでしたが、後に餡を入れて売り出したところ、美味しい饅頭が好評を得て、足利将軍にも献上して喜ばれたそうです。また同じ頃、饅頭と一緒に「点心」(軽食・間食)の習慣も伝来し、国内では「茶道文化」が普及したことで、喫茶としての饅頭、茶の子(茶うけ)としての饅頭が供されるようになりました。

その後、近代・現代に入っても日本の饅頭は、さまざまな改良がなされ、試行錯誤と創意工夫によって、発展と成長をしながら今日に至っています。

包子

1920年代後半、一組の日本人夫妻が中国への旅行中に、初めて「包子(パオズ)」と呼ばれる蒸しパンに出会いました。当時の包子は中国人の好みに合わせて作られており、夫妻にとっては油っぽくて重く、決して美味しいものではありませんでした。しかし、日本人好みのあっさりとした味付けにすれば、きっと人気商品になると確信し、帰国後すぐに改良に取り組みました。生地の改良に苦労しながらも、中国人の職人を雇いノウハウを学び、試行錯誤を重ねた末、1927年に中国の包子を日本人の好みに合わせて改良し、中華まんとして発売しました。

寒い日に中華まん!「中華まんの日」とは

「中華まんの日」とは?

中華まんの日(1月25日)は、1902年(明治35年)1月25日に北海道旭川市で観測史上最低となる-41.0℃の寒さを記録した出来事にちなんで制定されました。

寒い日には温かい中華まんを食べてほしいという願いから、この記念日を制定したのは一般社団法人・日本加温食品協会です。同協会は、コンビニなどで販売される加温まんじゅうの衛生管理や品質向上のための活動を行っています。

日本記念日協会より認定・登録された正式な記念日であり、飲食業界をはじめとして中華まんを広くPRできる機会のひとつと言えます。

種類豊富な手作り中華まんをご用意!

種類豊富な手作り中華まんをご用意!

創業昭和32年、神楽坂で長年ご愛顧をいただいている「元祖五十番神楽坂本店」では、中華まん・点心を中心に自慢の「元祖豚まん」をはじめとする中華総菜をご提供しています。

全ての商品にはこだわり抜いた素材のみを使用し、一つ一つ手作りで丁寧に仕上げています。伝統的な製法と厳選吟味した上質素材で作る人気の中華まんのほか、餃子や焼売・点心・ちまきなど種類豊富に取り揃えております。

特に人気の中華まんとしては「元祖肉まん」「黒ごまあんまん」「エビニラまん」などがあり、それぞれ特有の味わいをお楽しみいただけます。

元祖五十番神楽坂本店の人気中華まん

元祖肉まん
元祖肉まん

元祖五十番神楽坂本店自慢のこの元祖肉まんは、昭和32年から続く伝統製法でお作りしています。

ふんわりとした真っ白な生地は、最上級の小麦粉を使用し、小麦本来の甘さを引き出しています。こだわりの生地にジューシーな国産豚肉とシャキシャキのキャベツをたっぷりと詰め込んで、シンプルながらも味わい深い肉まんを完成させています。

ひとつひとつが230gという立派なサイズで、一般的なコンビニ肉まんの約2倍の大きさです。

黒ごまあんまん
黒ごまあんまん

元祖五十番神楽坂本店の黒ごまあんまんは、余分な油分を抑え、黒ごまの自然な風味と深みを引き出しています。

通常、重たく感じがちな黒ごまですが、元祖五十番神楽坂本店では、甘党でない方にも喜ばれるよう甘さを控えめにし、すっきりとした上品な味わいに仕上げています。

エビニラまん
エビニラまん

エビニラまんは、粗く刻んだエビと細かく刻んだニラ、そして国産の上質な豚肉を組み合わせてお作りしています。この組み合わせが、中華料理でおなじみのエビニラ饅を思わせる豊かな風味となっています。

しかし、元祖五十番神楽坂本店のエビニラまんは一般的なエビニラ饅とは異なり、ボリューム満点で肉の量もたっぷり。さっぱりとした味わいながらも、食べた後の満足感も感じていただけます。

特徴的な緑色の皮は、ピスタチオを使用しているためです。風味豊かなエビニラの具材と相まって、視覚的にもお楽しみいただける一品となっています。

中華まんの種類も豊富!元祖五十番神楽坂本店でご購入ください

会社名 株式会社D&D
ショップ名 元祖五十番神楽坂本店
営業本社 〒140-0013 東京都品川区南大井5丁目26番12号
神楽坂本店 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6丁目−4
TEL 03-5579-2347
FAX 03-5471-1738
営業時間 午前9時−12時 午後13時−16時
URL https://50ban-shop.com/
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